マイナースケール



ざっくり説明

暗い響きが特徴のスケール

ナチュラルマイナースケール ハーモニックマイナースケール メロディックマイナースケールの3種類ある。



がっつり説明

マイナースケールは日本語で短音階といいます。

メジャースケールが明るい響きなのに対して、暗い響きがするのが特徴です。

何かの曲を聞いてみて『あれ?何だか暗い曲だな〜』と思ったら、マイナースケールを使って作られた曲である可能性が高いです。

まず、マイナースケールは『暗い響きがするスケール』ということを頭に入れましょう!


マイナースケールは以下の三種類あります。

項番

種類

説明

1

ナチュラルマイナースケール

一般的なマイナースケール。

2

ハーモニックマイナースケール

ナチュラルマイナースケールの短所を補うために作られたマイナースケール。

3

メロディックマイナースケール

ハーモニックマイナースケールの短所を補うために作られたマイナースケール。


このページでは3つのマイナースケールの概要のみを説明します。

より詳しく知りたい方は、個別ページを参照してください。


以下にA(ラ)の音を基準にした、3つのマイナースケールで紹介します。

では順番に見ていきましょう。


ナチュラルマイナースケール



特徴

  • 『全音 半音 全音 全音 半音 全音 全音

  • ある特定のメジャースケールと平行調の関係にある。

  • 導音がない。ドミナントモーションが使えない。



ハーモニックマイナースケール



特徴

  • 『全音 半音 全音 全音 半音(全音+半音)半音』

  • 導音がある。ドミナントモーションが使える。

  • 旋律が滑らかじゃない。



メロディックマイナースケール



特徴

  • 『全音 半音 全音 全音 半音 全音 全音

  • ドミナントモーションが使える。

  • 旋律が滑らか。

  • 下行形にはナチュラルマイナースケールを使わないといけない(クラシック)



まとめ

マイナースケールは暗い響きが特徴のスケール。

3種類あり、それぞれ特徴がある。