ソロギターアレンジ:『メタルギアソリッド メインテーマ』
動画
プレイ動画
http://youtu.be/nY0wogB7SPITAB譜動画
http://youtu.be/DjFveG8KlRI楽曲紹介
メタルギアソリッド(METAL GEAR SOLID)とは、コナミデジタルエンターテインメントが販売しているゲームです。
基本的に外伝や派生作品も含めてメタルギア、あるいはメタルギアシリーズと呼ばれています。全世界でシリーズ累計5000万本以上売れており、日本を代表するゲームソフトシリーズです。
ゲームの内容はざっくりというと戦争ゲームです。ただメタルギアはステレスゲームと呼ばれるジャンルのゲームで、敵から身を隠しながらプレイすることがゲームの醍醐味です。メタルギアはシリーズを通して『反戦反核』をテーマに掲げ、実際にゲームをプレイしてみると、そのテーマを強く感じられます。
今回ソロギター風にアレンジしたのは、メタルギアシリーズを象徴する楽曲『メタルギアソリッド メインテーマ』の一部です。
奏法解説
全体の解説
非常に難易度が高めです。演奏を難しくしている要因は、主に以下の2つです。
原曲のペースラインとメロディーのフレーズを同時に弾く構成
テンポが速い
メタルギアソリッドのメインテーマといえばメロディーが印象的ですが、その裏で鳴っているベースラインもかなり印象的です。
このベースラインをアレンジに使わないのは、少々もったいない!と感じたため、演奏するにはかなり難しい構成になりました。
テンポに関しては、参考にした原曲のテンポに合わせた結果、速めになりました。
テクニックの解説
テクニック |
記号 |
解説 |
ミュート |
- |
鳴っている音を止めるテクニックです。 1, 3, 5, 7〜9小節目で使われています。(最初のミレのところは0小節目と数える) |
スライド |
s |
弦を弾いた後、そのまま押さえている指を移動させて音を出すテクニックです。 6小節目に使われています。 詳しくは基本解説:スライド・グリッサンドをご参照ください。 |
※TAB譜の読み方はこちら、ダイアグラム譜の読み方はこちらをご参照ください。
各小節の解説
0小節目
ここは解説する所は特にありません。
ただ、ここのメロディは0小節目の4拍目に相当するので、演奏する際は『イチ、ニ、サン』と数えてから弾くと弾きやすいかと思います。
1小節目
3拍目裏の6弦開放D音は、4拍目表になったらミュートします。
具体的なやり方としては、4拍目表の1弦開放E音を鳴らす時に、左手の親指で6弦に軽く触れてミュートします。
2小節目
3拍目裏の6弦3フレットF音は、4拍目になったら手を離して音を切りましょう。
方法は違いますが、これもまたミュートの一種です。
3小節目
3拍目裏の6弦開放D音は、4拍目表になったらミュートします。
具体的なやり方としては、4拍目表の1弦3フレットG音を鳴らす時に、左手の親指で6弦に軽く触れてミュートします。
4小節目
3拍目裏の6弦3フレットF音は、4拍目になったら手を離して音を切りましょう。
5小節目
1拍目から3拍目までは左手の小指と薬指で弦を押さえます。
1拍目表は、小指で1弦8フレットC音を押さえ、5弦7フレットE音を薬指で押さえます。
3拍目裏からの1弦7フレットB音、1弦8フレットC音、1弦10フレットD音は小指で押さえます。
3拍目裏の4弦開放D音は、4拍目表になったらミュートします。
具体的なやり方としては、4拍目表の1弦8フレットC音を鳴らす時に、左手の人差し指で4弦に軽く触れてミュートします。
6小節目
6小節目の8フレットは人差し指の全弦セーハで押さえます。
3拍目裏の5弦7フレットF音は、4拍目になったら手を離して音を切りましょう。
4拍目裏の2弦10フレットA音は、4拍目表の2弦8フレットG音を小指で鳴らした後、指をそのまま10フレットA音までスライドさせます。
7小節目
1拍目から2拍目表までの5フレットは人差し指のセーハで1弦から4弦まで押さえます。
2拍目裏の1弦8フレットC音は小指で押さえ、4弦7フレットA音は薬指で押さえます。
3拍目裏のオモテの5弦8フレットF音は薬指で押さえ、4拍目オモテになったら手を離して音を切りましょう。
8小節目
1弦の5フレットA音は、音を伸ばす為に終始押さえたままにしておきましょう。
3拍目裏の4弦開放D音は、4拍目表になったらミュートします。
具体的なやり方としては、4拍目表になったら左手の親指で軽く触れてミュートします。
9小節目
8小節目と同じです。