ソロギターアレンジ:『赤とんぼ』

譜面

演奏動画

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楽曲紹介

童謡をソロギターで弾いてみようシリーズ、今回は『赤とんぼ』です。

『赤とんぼ』に特に楽曲解説は必要ないですよね笑。小学校の音楽の授業や、NHKの教育番組など様々なシーンで一度は耳にしたことはあるかと思います。

説明不要の日本の童謡です。作曲は山田耕筰さんという方です。ちなみに楽曲のアレンジの際に参考にした資料は、小学校の時に使っていた『歌はともだち』という歌集です。まだ持ってたことに驚きつつ、懐かしい気持ちになりました。

奏法解説

全体の解説

難易度は初心者向けの作りとなっています。演奏のポイントは以下の2点です。

  1. 要所で出てくるプリング

  2. シェイクハンドグリップ

この曲は本サイトの基本奏法解説 プリングのエチュードとして作りました。

要所でプリングが使用されています。楽曲におけるプリングの使用例としては、とても易しいかと思われます。Emコードの部分のベース音はシェイクハンドグリップ(右手の親指)で押さえます。

テクニック解説

テクニック

記号

解説

プリング

P.

弦を押さえている指を放す際、押さえていた指を引っかけて音を出す奏法です。

詳しくは 基本奏法:プリングをご参照ください。

2小節目、6小節目、7小節目に使われています。

シェイクハンドグリップ

-

ネックを握る(つまり握手をするような手の形)ようにして、親指で弦を押さえる奏法です。

一般的に楽譜上に特別な表記はありませんが、ダイアグラム譜では数字の『0』で表されます。

3小節目、5小節目、6小節目に使われています。

各小節の解説

1小節目

2拍目はウラは弦を弾く動作がありません。

3拍目6弦5フレットの音を先走って引かないように注意しましょう。

3拍目は6弦5フレットを薬指で押さえつつ、人差し指で3弦2フレットを押さえます。

2小節目

小指で1弦を3フレットG音を押さえて弾いた後、小指でプリングして1弦開放弦E音を鳴らします。この時2弦1フレットと5弦3フレットは押さえたままです。

1弦1フレットC音は弾きませんが押さえます。

2小節目1拍目のGコードの時に、2弦3フレットを押さえていた人差し指を、そのままスライドさせる形で2弦1フレットを押さえるといいでしょう。

3小節目

1拍目は2弦1フレットC音は弾きませんが押さえます。6弦2フレットE音はシェイクハンドグリップで押さえます。

ネックを握るように親指で6弦を押さえてください。

4小節目

メロディーの2弦開放B音の音の長さは、1小節分となります。

できるだけ音を伸ばすように意識しましょう。

5小節目

3小節目と解説する内容は、ほぼ同じです。

5小節2拍目はシェイクハンドグリップで6弦を押さえつつ、さらに2弦3フレットを薬指で押さえます。

6小節目

1拍目のプリングは、小指で1弦を3フレットG音を押さえて弾いた後、小指でプリングして1弦開放弦E音を鳴らします。 この時2弦1フレットC音は弾きませんが押さえます。

2拍目の6弦2フレットE音はシェイクハンドグリップで弦を押さえます。

3拍目のプリングは、人差し指で2弦3フレットD音を押さえて弾いた後、人差し指でプリングして1弦開放弦E音を鳴らします。 この時6弦5フレットは押さえたままにすることに注意しましょう。

7小節目

1拍目のプリングは、人差し指で2弦3フレットD音を押さえて弾いた後、人差し指でプリングして1弦開放弦E音を鳴らします。

この時6弦5フレットは押さえたままにすることに注意しましょう。

3拍目のプリングは、人差し指で3弦2フレットA音を押さえて弾いた後、人差し指でプリングして3弦開放弦G音を鳴らします。

8小節目

メロディー音の3弦開放G音、ベース音の6弦5フレットG音共に、音の長さは1小節分です。

できるだけ音を伸ばしましょう。