ソロギターアレンジ:『エーデルワイス』

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楽曲紹介

ミュージカルの挿入歌をソロギターで弾いてみようシリーズ、今回は『エーデルワイス』をソロギターアレンジしました。

『エーデルワイス』は「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌です。作曲はリチャード・ロジャース、作詞はオスカー・ハマースタイン2世です。『エーデルワイス』はご存知の通り、同名のあの白い花を歌った楽曲です。楽曲におけるエーデルワイスはオーストリアを意味しており、劇中でドイツに併合されていくオーストリアを偲ぶ内容となっています。「サウンド・オブ・ミュージック」ですが、1959年に発表されたミュージカルです。オーストリア出身のマリア・フォン・トラップによる自叙伝「トラップ・ファミリー合唱団物語」が原作ですが、何度もリバイバルでミュージカル化されていますし、1965年には映画化もされ、アカデミー賞も受賞しています。

個人的な話ですが、今回、このような形でソロギターアレンジすることになって、『エーデルワイス』が「サウンド・オブ・ミュージック」の楽曲であることを初めて知りました。小学校の頃に音楽の授業で習って、何となく親しんでいたのですが、まさかミュージカルの楽曲であることも知りませんでしたし、ドイツによるオーストリアの併合が背景にある楽曲であることも、もちろん知らなかったですね。もっと言うと、私が「サウンド・オブ・ミュージック」のミュージカル版や映画版を、一度も観たことがないからという点が大きいですね。何となく古典というイメージが強くて敬遠していたのですが、今回をきっかけに観てみようかなという気もしてきました。そう言えばですが、Amazon Prime Videoのドラマ「高い城の男」を観たことがあるのですが、この作品のオープニングが『エーデルワイス』だったことを思い出しました。確かに内容的には『エーデルワイス』はぴったりですね。あの世界ではオーストリアどころか世界中がドイツ・日本に支配されてしまっていますからね。

さて今回のソロギターアレンジですが、原曲の落ち着いた雰囲気を大切にアレンジしました。みなさまのイメージからそれほど外れてはいないのではないでしょうか。この曲を弾いて、劇中のキャラクターであるトラップ大佐の心中に思いを馳せるのも良いのではないでしょうか。